網戸の張り替え 後編
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前編からの続きです。
4.網止めゴムで本止め
仮止めした網を網止めゴムでサッシに固定していきます。
網戸に付いていた押さえゴムがきれいならそのまま再利用しましょう。
ゴムですので劣化してボロボロならば新しいものに交換したほうが良いでしょう。
替えゴムにはサイズがあります。
太さをきちんと測って適したものを購入しましょう。
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まずは上端の左か右端から(どちらかやりやすい方向から)止めていきます。
サッシの溝に合わせて、ゴムをへらで押し込んでいきます。
まずは、端から4-5㎝ほど固定します。
次に反対側の端に行き、こちらも端から4-5㎝ほど固定します。
この時に、左右の張りはきちんと作っておいて下さい。
張りは力を入れすぎると、ゴムが簡単に抜けてしまうので、ちょっと張る程度でOKです。
こちらも4-5㎝ほどへらで押し込んで固定します。
次に中央のゴムを固定します。
ここも4-5㎝ほど。
次に左半分の中央部分、次に右半分の中央部分、またその中央部分、その反対の中央部分、という順序でゴムを押し込んで固定していきます。
これは、1カ所だけにたるみやシワが集中してしまうのを防ぐ目的で行っています。
上の1辺が出来ました。
次に左(右)サイドを固定します。
上端は先ほど固定されてしまっていますから、下端から始めます。
下外側方向に少しテンションをかけて、網の左側の上下方向のたるみを無くしながら、ゴムを押し込んでいきます。
あまり引っ張りすぎると、先ほどの上端のゴムが外れてきますので、力加減が必要です。
ここも上辺と同じで、中央、上中央、下中央とゴムをはめていきます。
上下方向の途中にシワが出来るような場合は、一旦中断して、下端のゴムを外し、網を引っ張り治して下さい。
網は一度溝の折り目が付くと、元には戻ってくれません。
少しずつの修正が必要です。
左(右)端の1辺が終わったら、反対側の端に移ります。
上端と反対側の辺が固定されてますから、今度は強い力で引っ張っても大丈夫です。
この右下端のテンションは、網全体の張り具合に影響してきますので、しっかりと力を入れて網を固定していきます。
この辺も同様に、中央、上中央、下中央とゴムを押し込んでいきますが、必ず網の端を強く引っ張って網に張りを作っていって下さい。
ゴムを押し込んでいる最中に、たるみや大きなシワが出来るような場合は、網を少し引き戻して、ゴム位置や網の張りを取り直して押し込んで下さい。
うまくできれば、網に手で触れると左右の張りが出来ているのがわかります。
最後に下端を止めていきます。
今度はかなり強い力で網を下に引っ張りながらゴム止めします。
ここも中央、左中央、右中央とゴムをはめていきます。
シワが出ないように、たるみを無くすように強い力が必要です。
最後にシワが出来るようならば、ゴムを押し込んだり戻したりして、網を強く張ってシワを消していきます。
網を張るときは両手で作業しています。
写真撮影のためにその工程ややり方をお見せできないのが残念。
ゴム止め終了!
5.余り部分カット
網の余った部分をカットしていきます。
ゴムの縁に沿ってカッターで網を切っていきます。
カッターの刃を突き立てすぎると、サッシに傷が付いてしまいます。
力を加減して網を切っていきます。
切り終えて網の繊維が残ったときは、ハサミでカットしていきます。
一面、完成!!(゚∀゚)アヒャ♪
おまけ
失敗したよ。('◇')ゞ
2枚目のサッシ上面の網下部にシワが出来ちゃった・・・_| ̄|○
修行が足りん!( ´Д⊂ヽ
特殊な替え網と網戸アイテム
我が家はネコを2匹飼っておりまして、1匹が器用に網に爪を引っかけて開けてベランダに出ます。
で、害虫が入ってくるので網戸ストッパーを付けたら、網がボロボロ。(ノД`)・゚・
ペット用替え網は高価なので、スタンダードな網を毎年張り替えております。
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補修用の網戸テープとか、ペット用の出入り口とか。