山の古別荘のDIY記

タイムカプセル?

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 物置に照明が付いて明るくなったので、中をお片付け開始してみました。



 物置の中はご覧のように雑然としています。






 正面一番奥上段には使えない石油ストーブ、右の壁にはペンキが入った一斗缶が並んでいます。
 下段奥にあるのはビールケース???

 前オーナーさん、このビールケースを何に使うつもりだったのでしょうか。
 踏み台には持ってこいだけどこの山の家みたいな所では全く役に立たない。



 奥にあった箱を確かめていくと、バーベキューコンロの箱からはたくさんのバーベキュー用網が出てきました。
 錆びていて、ホコリまみれで手入れされた形跡もないので、捨てちゃいます。
 段ボール箱はどれも湿気から来る劣化で触るとパリパリ。


 発砲スチールの大きな箱とかも出てきたけど、本当にこんなの必要だったんだろうか。
 古くて劣化したゴムホースとか、どんどん表へ放り出していきます。









 棚の上段の一番奥にあったのが、EPI社製のガスカートリッジとストーブのセット。






 缶の表面にサビが浮いていますが、使えなさそうではありません。
 これも表に出してテストしてみます。









 床にゴミ箱が1個あります。






 動かそうとしたら・・・・


 え?! 重いっ・・・!!



 蓋を開けて恐る恐る中を覗いてみると、ゴミ箱の中一杯に、



 大量の白い粉!!




 殺虫剤か何かかな?
 湿気ですっかり固まってしまっていて、捨てるのたいへんだな~っと思って少し考えていたら、粉から匂いが漂ってきた。(・ω・;)


 どこかで嗅いだことのある香り。
 悪い香りじゃない。
 いい匂いだ・・・・



 ま、まさか・・・・



 前のオーナーさんはお医者さんだし・・・・




 吸い込むとハッピーになれる魔法の粉か!!( ̄□ ̄;)!!




 んなこた~ないよなと考えたら、思い出した。

 洗剤の匂いだ。


 何でこんな所に、大量に洗剤入れておくのかな~?(;´Д`)ノ

 また後日洗剤だけ取り出して捨てます。










 一番奥のストーブの箱に乗っかっていたのが、清酒の化粧樽が入っていた箱。
 まさか、中身は入っていないだろう、何かの飾りで取っておいたのかな?

 と、中身を確認してみると、



 入ってる!!( ̄▽ ̄;)



 おいおい、嘘だろ。
 日本酒なんか物置に仕舞っておくか?






 と、箱から化粧樽を取り出して、付いていた札を見ると、


 製造時期
 59 11



 昭和59年!!!


 製造されてから30年以上経過しています。



 マジ、タイムカプセルだよ、この物置は。(;゚◇゚) 



 さすがに飲みたくないので、飲めないと思うので、中身は森の中に捨てます。

 *この後、キャップを開けて森の落ち葉捨て場の上に中身をぶちまけました。
 茶色い液体がどくっどくっどくっと、落ち葉に注がれて行くのと同時に、得も言われぬ芳醇な香りが・・・
 中身はすっかり古酒と化していたようですが、既に遅し!
 この晩は、森の住人達(昆虫)が匂いに誘われて大集合していたと思います。

 持って帰って、誰かに毒味させてみて、安全だったら自分で飲めば良かった。(^^;☆\(ーー#










 あらかた不要な物を出してしまってから、ほうきで中をお掃除。
 ホコリだけでなく、虫の死骸とか、何かの虫のマユとか、ハチの巣の破片とか。。。∑(´□`;)
 いっぱい出てきて汚いです。

 全部ほうきで掃いて入り口から表に掃き出していきます。



 大きな物は粗大ゴミ扱いになっちゃうので、また処分の機会が来るまでそのままにします。
 金網類は金属ゴミとして一まとめに。
 段ボール箱は湿気で直ぐに型が崩れてしまうし、虫が食っているので細かく切り裂いて一般ゴミにします。
 ゴムホースも劣化がひどいので、適当な長さに切り分けて、その他諸々と一緒にゴミ袋に突っ込みます。
 

 



 袋に詰めてみると、意外にも少量にしか見えなくなってしまいました。









 EPIのガスストーブは2個あって、1個はサビだらけでノズルが動かず廃棄。

 もう1個のノズルを回すと、シューッと言う音と共にガスが出てきます。
 テストで怖々火を付けてみるときちんと着火して問題無いようです。
 これはきれいなので取っておきます。


 ガスカートリッジは上の写真にあるように、未使用が6缶。
 ストーブ部が上にくっついていた状態で、使用途中が2缶ありました。


 未使用のカートリッジからストーブ部を外すと、かすかなガス臭が鼻を突きます。
 缶に耳を近づけてみると、かすかにシューッっという音がして、ノズルからガスが微妙に漏れています。

 このままだといつか空っぽになるんでしょうが、引火したりしたら危ないので、缶に穴を開けてガス抜きをします。

 中身は汎用LPブタンガスですので、環境には良くありませんが、少量なのでご勘弁を。



 ハンマーとマイナスドライバーを持ってきます。
 そのまま叩いてガスに火花が飛び散ったりしたら、火だるまに包まれてしまいますから、バケツに水を張ってその中で穴を開けます。


 カンッ!カンッ!カンッ!




 ぶしゅるるるるる~!!!







 ビックリして思わず逃げちゃいました。('◇')ゞ


 バケツを見ると、ガスの白い煙に包まれて、魔法使いが出てきそう。
 私も魔法少女になれるかしら?



 このままではヤバイので倒して中身をぶちまけます。
 あたりはガス臭の刺激のある匂いが漂ってます。


 ここでタバコ吸ったら死ねるな。(゚∀゚)アヒャ♪








 あらかた片付け終わって物置を見たんだけど・・・

 ちっとも片付いたように見えない。(;´Д`)ノ






 やっぱり粗大ゴミ捨てないとダメか。


 この続きはまた今度。






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